投資信託には、分配金というものがあります。
年に1回の分配金のものもあれば、毎月分配金をもらえるものなどさまざまなものがあります。
そこで問題になってくるのが分配金を受取型か再投資するかどっちがいいのか迷う人もいるかと思います。
今回この記事では分配金とは何か、受取型・再投資型どちらがいいのか、メリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
分配金とは?
そもそも分配金とは?
決算日に、投資信託の運用益から投資家に還元されるお金のことであり、運用成果や投資環境によって増額・減額される可能性や支払いが行われないということもあります。
支払われる金額も決まっているわけでもありません。
分配金が支払われると、金額相当分の投資信託の値段の基準価格は下がります。
受取型・再投資型はどっちがいい?
受取型・再投資型メリット・デメリットはなにか、またどういった人がどっちを選ぶべきなのかを説明していきたいと思います。
受取型
頭の中にニワトリを想像してみてください。
育てたニワトリが卵を産みますよね、その卵をお金に変えることですぐに手に入ります。
少額ではありますが、多少のおこづかいかせぎにはなり、すこしずつお金を受け取りたいという人に最適だと思います。
デメリットとして、投資をする際に複利という力があるのですが、その力が薄れてしまうので投資効率が悪くなってしまう可能性があります。
再投資型
生まれた卵を温め、にわとりにし、再び卵を収穫する。
これを繰り返すことでとれる卵を増やしていく、これを再投資型といいます。
複利の力で増やしていく方法になりますので、長い目で考えている方には再投資型がオススメです。
デメリットとしては、分配金を現金で受け取りができないこと、再投資型でも分配金を一度もらったという扱いになるので、源泉徴収で税金がかかります。
ただし、受取型よりも再投資型のほうが長期的に投資効率がよいです。
まとめ
投資信託の分配金には受取型・再投資型がありどちらが正解というわけではありません。
受取型に向いている人は、運用の成果を少しずつでも感じたい方、多少でもおこづかい増やしたい方には向いている方法になります。
一方、長期的な目線で見て資産を増やしたい方は分配金を再び投資する再投資型
という2つのほうほうがあります。
受取型のデメリットとして、長期的な複利での運用には向いていない。
再投資型のデメリットとして、現金として受け取ることができない、再投資するにも税金がかかる。
自分自身の投資スタイルに合わせて、受取型・再投資型を選択してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でもよろしくお願いします!
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