インドは世界で最も人口の多い国の一つで、経済成長も高い国です。
インド株に投資することで、インドの経済成長に乗って儲けるチャンスがありますが、インド株には多くの銘柄があり、どれを選んだらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、インド株に投資する際に便利なのがETF(上場投資信託)です。
ETFは、インドの株式市場全体や特定のセクターに連動する指数に基づいて銘柄を選定し、一つのファンドとしてまとめて投資できる商品です。
ETFは、手数料が安く、分散投資ができるというメリットがあります。
今回は、インド株に投資したいあなたにおすすめの3つのETFとその魅力について紹介します!
過去記事で他にも解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
iシェアーズ・コア S&P BSEセンセックス・インディアETF(iShares S&P BSE Sensex India ETF)
- インドの代表的な株式指数に連動する
- 30銘柄という少数精鋭の構成
- 個別銘柄の動きに敏感に反応する
このETFは、インドの代表的な株式指数であるS&P BSE SENSEXに連動することで、インド株式市場全体の動きをキャッチできます。
S&P BSE SENSEXは、ボンベイ証券取引所に上場し、流動性や取引規模などに基づき選定された30銘柄からなります。
このETFは、30銘柄という少数精鋭の構成であるため、個別銘柄の動きに敏感に反応するという特徴があります。
このETFは、香港証券取引所に上場しており、ティッカーは2836です。
主な保有銘柄は、HDFC銀行、リライアンス・インダストリーズ、ICICI銀行、インフォシスなどです。
ウィズダムツリー インド株収益ファンド
- インドの企業の利益力と配当性向に着目する
- インドルピー建ての銘柄に投資する
- 為替変動の影響を受けにくい
このETFは、ウィズダムツリーインドアーニングス インデックスに連動することで、インド株式市場の成長性と安定性をバランスよく反映することを目指しています。
ウィズダムツリーインドアーニングス インデックスは、インドの証券取引所に上場しているインドルピー建ての銘柄から、利益額の大きい銘柄を選定し、配当金額による加重を行っています。
このETFは、インドルピー建ての銘柄に投資することで、為替変動の影響を受けにくいという特徴があります。
このETFは、NYSE Arcaに上場しており、ティッカーはEPIです。
主な保有銘柄は、タタ・スチール、リライアンス・インダストリーズ、ICICI銀行、インド石油ガス公社などです。
ヴァンエック・インドグロースリーダーズETF
- インドの株式市場における成長力の高い銘柄を探す
- 全時価総額規模の銘柄から選定し、均等加重する
- 大型株や小型株に偏らない
このETFは、MarketGrader India All-Cap Growth Leaders指数に連動することで、インド経済の将来性に投資することを目指しています。
MarketGrader India All-Cap Growth Leaders指数は、インドの株式市場において成長性と品質の両方を満たす銘柄を選定し、均等加重で構成しています。
このETFは、全時価総額規模の銘柄から選定し、均等加重することで、大型株や小型株に偏らないという特徴があります。
このETFは、NYSE Arcaに上場しており、ティッカーはGLINです(以前はSCIFと呼ばれていました)。
主な保有銘柄は、ITC、ICICI銀行、アクシス銀行、タタ・コンサルタンシー・サービシズなどです。
まとめ
インド株に投資したいあなたにおすすめの3つのETFとその魅力について紹介しました。
これらのETFは、それぞれ異なる指数に基づいて銘柄を選定し、インド株式市場の様々な側面を捉えることができます。
インド株に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!